届けたいのは本物への情熱 しいたけブラザーズ

ブラザーズ日記
2010年4月27日  タイトル : 山が癒やされる「理由」。

山は癒やされます!なぜだか分かりますか?リラックス効果や癒やし効果となる「セロトニン」


普段ブラザーズ日記でよく私は、「山は癒やされます!」と口にしていますが、
いったいなぜだか分かりますか?


今日は小難しく「科学的」にお話させていただこうと思います。

私たち人間の脳にはリラックス効果や癒やし効果となる「セロトニン」という成分があります。

「山に携わる人は科学的に癒やされている。」
春子しいたけの見回りや収穫などで毎日山歩きをしている私たちや「登山者」などもそうですが、このリラックス効果のある「セロトニン」という成分は、山に入る前と後では数値が違うらしいのです。

つまり、「山に携わる人は科学的に癒やされている。」と言えるのです。
よってこの「セロトニンの数値が増えるほどリラックス効果も高い」と言えます。



どんな条件によって「セロトニン」が増えるのでしょうか?・・・ではいったいどんな条件によって「セロトニン」が増えるのでしょうか?

その答えから言うと、条件1は「日光」、条件2は「リズム運動」です。

これには「抗重力筋」(重力に逆らう筋肉で抗うつ作用もあると言われています。)が働きます。つまり、「日光を浴びながら適度な運動をすること」が、リラックス効果をもたらしながら健康な体づくりに最も効果が高いということなのです!

さらに女性の方には嬉しい話ですが、登山などの山歩きは目元や口元のなどの顔の筋肉も引き締まって、「美容」にもとても良いそうです。


「日光を浴びながら適度な運動をすること」でも、「日光」と「リズム運動」だけが条件なら他にもありそうですが、やはり「おいしい空気をたくさん吸って楽しく続けられること」が登山や山歩きの最大の魅力になっているようです。

実際に現在男性のみに限らず女性の間でも、「登山」や「山歩き」は密かなブームになっているようです。

リラックスしながら運動をし、美容にも健康にも良い。

都会社会の「ゴタゴタ」にストレスを感じている方。あなたの身の回りには、あなたを癒やしてくれる「山」がたくさんあります!

日本中は「山だらけ」です!

「山」に携わってみてはいかがですか?普段は平地からしか見ることのない「山」でも、頂上から見る「私たちが生活している平地」は、また違ったものに感じて見えるかも知れませんね。

今日は小難しく科学的にお話しさせていただきましたが、昨日テレビでやってた情報です。

何はともあれ、少しでもストレスをお持ちの方、「山」に携わってみてはいかがですか?

小鳥のさえずりなども聴けてきっとリラックスできることでしょう!


2010年4月26日  タイトル : 植菌体験授業。

原木があてがわれます。



毎年恒例の地元小学校の植菌体験授業が今年も行われました。

まずは一人一本ずつ、ドリルで穴をあけた原木があてがわれます。





ブラザーズ長男と先代(親父)です。


穴をあけているのがブラザーズ長男です。


長男に原木を渡しているのが(いちばん手前)
ブラザーズの先代(親父)です。




心待ちにしている様子(^v^)植菌の注意点やポイントを習います。

生徒たちは自分の原木があてがわれるのを心待ちにしている様子。

場所を移して今度は植菌の注意点やポイントを習います。


親子で菌を入れて。

そして親子で菌を入れて原木しいたけをこれから育てていくのです。


教室ではできない「体験授業」。


現場で身を持って学習することも大切ですね!




2010年4月23日  タイトル : 一番標高の高い場所の春子がピークです!

絶景です!
普段は春子しいたけの収穫に追われてばかりいますが、

ふと上を見上げてみると高々と杉やヒノキがそびえ立ち・・・


絶景です。


「あ〜、森に囲まれているなぁ・・・。」と癒やされます。



「春子しいたけ」
  今年も2ヶ月間ほどに渡りお届けしてきたしいたけブラザーズの「春子しいたけ」。

  ブラザーズ川辺農場から始まり、標高の順にずっとお届けしてきましたが、いよいよ最高地
  点である標高850m最後の春子しいたけがピークを迎えています。

最後のピークを迎えています。


この場所が終わると、いよいよ今年の春子しいたけも終わりです。

毎日の天気と向き合いながらセカセカと動き回ってきましたが、いざ
終わりとなると寂しい気持ちにさえなります。

もうひと息頑張ります!





2010年4月21日  タイトル : いいもの見つけました!

今日は余談です。

毎日ブラザーズ川辺農場にいたり黒川農場にいたり、はたまたあちこちの山にいたり・・・。

どこにいても普段から正確な標高が気になって仕方がなかった私。

今までは地元の方にだいたいの標高を聞いていました。

アウトドア用品などのお店でも、高度を計測する専門の機械となると、かなり高価なものになってしまいます。

カシオG−SHOCKの「ライズマン」そこで出会ったのがこの腕時計。

カシオG−SHOCKの「ライズマン」です。(登山者向けに開発されたシリーズです。)

思い切ってオレンジカラーにしてみました!

昔からG−SHOCKばかりが大好きで身に付けている私。

この黒い方も、かれこれ5年ほど使ってます。

何年も使い古して、「もういい加減に壊れてほしいなぁ・・・」とさえ思っても決して壊れてなんかくれず、
電波時計で常に正確な時間を刻み、衝撃だろうが水の中だろうがへっちゃらでタフなやつです!
価格も高過ぎず、私にとっては正に「完璧」な腕時計です。


さっそく!しいたけブラザーズ川辺農場の住所(実家)も川辺町鹿塩(かしお)といって、カシオ繋がりということもあり(どうでもよい話ですが…)、とにかく大好きなメーカーです。

さて、この「ライズマン」で早速標高を計ってみました。

ブラザーズ黒川農場は450m、黒川の春子しいたけが置いてある山はそれぞれ標高500m、800m、850mでした。

近くに登山口がありますが、そこには標高873mと書いてあります。

ライズマンも870mと表示してますので、ほぼ正確と言えるでしょう。
ちなみにライズマンは5mごとに高度を表示します。

このライズマンにはタイマーやストップウォッチのような一般的機能はもちろんのこと、
他にも登山者向けに気圧計や温度計機能もついていて、私にとって実に面白い腕時計です!


黒い方のG−SHOCKと(^_^)v

ちなみに私のケイタイも防水で万歩計もついてます!

こういうのにワクワクする男の人って、わりと多いんじゃないでしょうかね〜。

いつまでも決して壊れない黒い方のG−SHOCKとライズマンを毎日気分によって
身に付けている私です。

今日はG−SHOCKネタでした!



2010年4月20日  タイトル : 元気いっぱいの子供たち!

今日は何して遊ぼうかなぁ・・・

「さてぇ、今日は何して遊ぼうかなぁ」と、

バディーを抱いて座り込んでいるJr.です。

ブラザーズ黒川農場に連れて行って私が仕事をしている間中、

元気良く外で遊ばせていました。



「何をしているのかな〜?」
しばらくたって「何をしているのかな〜?」と行ってみると、空いたペットボトルを加工して「船」を作って農場横の溝で流して遊んでいました。

よく見てみると穴がしっかりとあけてあり、棒を刺してヨットのようにちゃんとなってました!

岐阜だから海がないのに、いったいどこでこんな形を覚えたのか不思議でした。

上流から船を流しては走って先回りし、救い上げてはまた流しての繰り返しです。



かれこれ1時間ほど(^_^)/
かれこれ1時間ほどこればっかりでした。

何もなくても子供たちはアイデアを出し合いケンカもしながら
楽しく遊ぶことを覚えていきます。




2010年4月19日  タイトル : しいたけ菌、戦ってます!

4月だというのに寒いですねぇ。

  黒川農場の早朝・・・フロントガラスもこの通りバリバリ!

高冷地であるブラザーズ黒川農場の早朝(午前5時)は、トラックのフロントガラスもまだこの通りバリバリに凍りついています。

泳ぐ元気すらなくグッタリ・・・
昨日は午前2時から仕事をしていたのでかなり眠い私です。

働き者でしょ?

先日写真に撮った鯉のぼりも、今日は寒過ぎて泳ぐ元気すらなさそうでグッタリとしてます・・・。


さて今日のテーマは「しいたけ菌が戦ってます!」ですが、この写真を見て下さい。
ホダ木の樹皮をめくってみました。
山に置いてあるしいたけのホダ木の樹皮をめくってみました。

右側に茶色くくすんだところがありますが、養分をとられたり雑菌が
侵入して腐ってしまった部分です。

一方左側の白く色鮮やかな部分が健康なしいたけ菌です。

ちょうどその中間に黒く境界線が引かれていますが、ここでしいたけ菌と
雑菌が戦場最前線のごとく戦っているのです!

何万本もある全ての原木の樹皮の下では、このように常時しいたけ菌が一生懸命雑菌と戦っているのです。
雑菌の侵入を防ぐための「殺菌剤」などの農薬を一切使用しないため、普段から「健康なしいたけ菌」状態を
保つ必要があります。

そのためには、日常からこまめな見回りや管理が必要不可欠となります。

人間と同じように日頃から健康であれば簡単に風邪などもひかない。
しかし、体が弱った時は風邪もひきやすくなる。

これと同じです。

薬に頼るのではなく、元気なしいたけ菌を保ってあげてさえいれば薬は必要ないのです。

この写真のホダ木はすでに老木となってきました。

持てる力を最大限に生かしてあげたいと思う私です。


2010年4月16日  タイトル : 春子しいたけQ&A
春子しいたけQ&A(*^^)v

昨日に引き続き今日も春子しいたけQ&Aです。

Q.
「軸が長かったり短かったりするのはなぜ?」

A.
品種が持つもともとの特徴もありますが、「明るさ」が大きく影響しています。明るい環境にあるしいたけの軸は短く、暗い環境にあるしいたけの軸は長くなります。
軸の部分も美味しくいただけるので捨てずに料理に使ってください!

Q.
「しいたけブラザーズのしいたけは軸が太いけど…なぜ?」

A.
「育てる環境」によって軸の太さは大きく変わります。
寒暖の差や湿度差をつけてしいたけに適度なストレスをわざと与えてあげることにより肉厚で
軸も太い逞しいしいたけになるのです。厳しい環境を乗り越えてこその証なのです。

Q.
「一般的なしいたけに比べて丸い形が少ないのはなぜ?」

A.
原木栽培のしいたけは芽を出す時に堅い樹皮を押し上げなくてはなりません。
これも障害を乗り越えて一生懸命外に出た証です。

まとめ
2日間に渡ってお伝えしてきましたQ&Aですが、いかがだったでしょうか?
私たちしいたけブラザーズが日頃から常にこだわっている「逞しい原木しいたけづくり」がお分かりいただけたでしょうか?
一年中同じ形、同じ色、同じ大きさで売り場に並べられているしいたけとは全く異なるのが私たち「しいたけブラザーズの
原木しいたけ」
なのです。

あくまでも私たち人間は自然の中で、自然の力を借りて生かされているのです。
先日松坂屋にご来店下さったとあるお客様が私たちのしいたけを目にして、
「この形が一緒じゃないのがいいね。だからいいんだよ。君たちは本物をつくってる。」と言って下さいました。

どれだけ手間や時間がかかろうとこの気持ちを忘れず、これからも頑張って
次の世代に大切なことを伝えて行きたいと思います。


2010年4月15日  タイトル : 春子しいたけによくある質問Q&A!

春子しいたけによくある質問Q&A!黒川農場の春子がピークを迎えていますが、毎年春子しいたけに対してお客様からよくある質問がありますので今日はこれにお答えしたいと思います。

Q1.
「この前の春子しいたけと食感や味が違うのはなぜ?」

A.
しいたけと一言で言っても品種の数は100以上あります。
普段品種についてはほとんど触れられる事のないしいたけですが、他の野菜や果物と同じように、
品種が違えば当然「味」も「食感」も違ってくるのです。

Q2.
「同じ品種と言っていたのに、見た目や色が全然違うのはなぜ?」

A.
同じ品種の春子しいたけと言えど、ひとつひとつのしいたけが置かれた「環境」によって見た目や色も大きく変わって来ます。
例えば北向き斜面の山の中で採れる春子しいたけは太陽の光が当たりにくいため、傘の色はやや濃くなります。
一方南向き斜面で採れるしいたけは日光が当たりやすい分、傘の色は薄め(白め)になります。また、一本の木の表と裏、
上の方と下の方でも違ってきます。

Q3.
「春子しいたけの傘の表面が割れているものと割れていないものがあるのはなぜ?」

A.
「風当たり」が大きく影響しています。風当たりの強い場所で採れた春子しいたけは傘がよく割れますが、
風のない場所で採れた春子しいたけは傘の表面はツルっとしています。

Q4.
「2〜3分水につけてから焼いてと言われたけれど、生しいたけなのに水につけるのはなぜ?」

A.
傘の表面が白くて割れた春子しいたけに限り一度水に浸けることをおすすめしています。
しいたけには2つの水分があると言われています。それは「固有水」と「自由水」です。
「固有水」とはしいたけがもともと持っている水分のこと。
一方「自由水」とはその日の天候や湿度によって毎日変わる水分のことです。
つまり、色が白く傘が割れている春子しいたけは「自由水」が不足しています。
なのでこのまま焼けば「硬さ」が残ってしまう可能性があります。
冷凍させる場合や汁物に使うのであれば水に浸ける必要はありません。

などなど、春子しいたけは必ずと言って良いほど一つとして全く同じものはないのです。

今日は春子しいたけの勉強会でした。


2010年4月14日  タイトル : 黒川の桜がそろそろピークです!


ブラザーズ川辺農場の桜はほぼ散ってしまいましたが、黒川農場の桜はこれからがピークです。

ここ黒川では今度の土、日曜日にお祭りも開かれます。

川には鯉のぼりが横断しています。

桜とお祭りモード全開の黒川です!

…でも毎年このお祭り時期は春子しいたけの収穫と重なってしまい、ゆっくりとしていられない私たちです!

かーっ!お祭り行きたい!


2010年4月13日  タイトル : 黒川の春子が採れてます!

黒川の春子が採れてます!
黒川の春子が採れ出しました!

今年は雨が定期的に降り、ちょうど良い水分状態で
収穫するのが大変です。



乾き過ぎると干ししいたけにするには良いのですが、焼いて食べるのには水分が足りない。
また、雨でベタベタになり過ぎても具合が悪いし、かと言って収穫しななければどんどん開いてしまうし・・・。

朝も昼も夜も、天気予報とにらめっこの毎日です。

自然相手とはこういうもの。

いつもこの時期になるとしいたけに追いかけられて埋もれる夢を見ます!

だけど、「自然の中で人は生かされているんだなぁ〜・・・」、と春子のシーズンになる度に感じている私です。

さて、再び山にこもります。


2010年4月12日  タイトル : 松坂屋試食販売あと2日です!

「やきとりの名門、秋吉」上飯田店夕べ家族と両親、親戚一同で「やきとりの名門、秋吉」上飯田店に行きました!

各種鶏肉はもちろんのこと、しいたけブラザーズの原木しいたけも最高に美味しかったです!

自分たちで作ったしいたけがどんな形でお皿に並ぶかを確かめるのも私たちの仕事です。

また子供たちは、秋吉の「きゅうり」が大好きです。

4分の1にカットはしてありますが、気がつけばなんと40串もきゅうりを食べてました!
ってことはきゅうりまるごと10本になります。

カッパになってしまいそうな勢いです!

何はともあれ、名古屋にいながら北陸(福井県)の味を楽しめました。

ごちそうさまでした!

試食販売も残すところあと2日です!
さて、松坂屋本館B1での試食販売も残すところあと2日となりました。

大声を張り上げて頑張っていますので、ぜひお立ち寄りください!

皆様のお越しを心よりお待ちしております!



2010年4月9日  タイトル : ドキドキキャンプのお二人ご来店。

ドキドキキャンプの佐藤さん、岸さん

ドキドキキャンプのお二人(岸さん、佐藤さん)が
先日しいたけブラザーズにご来店されました。




中京テレビで毎週土曜日の夕方に放映されている番組、「幸せの黄色い仔犬」の取材です。


取材のテーマは「しいたけの保存方法」今回の取材のテーマは「しいたけの保存方法」。

賞味期限表示のない生しいたけはいったいいつまで美味しく食べられるのか・・・。
また、どんな場所にどのように保存すると鮮度が維持できるのか・・・など、
主婦の素朴な疑問に答えるための番組です。

放映日が今のところまだ未定なので決まり次第報告されていただきます。

今回取材依頼して下さった番組制作会社の田中さん、今回もありがとうございました!

田中さんには以前、中京テレビの「PS」でお世話になりました。

今回もまたお世話になりますが宜しくお願い致します!


2010年4月8日  タイトル : 松坂屋で試食販売中です!

松坂屋で試食販売中です!
名古屋栄「松坂屋」本館のB1にて、しいたけブラザーズの試食販売が昨日から
始まりました!

年に数回行っていますが、大変ありがたいことに毎回リピーターのお客様で
賑わっています。

しいたけが売れることも確かに嬉しいことですが、何より沢山のお客様と出会い、何度と顔を合わせている内に
少しずつ慣れ親しんで来て、今では「お久しぶりです!○○さん!お元気でしたか?」とこちらから話しかけたり、
お客様の方からも「また来てくれたのねぇ〜?楽しみにしてたの!」と笑顔で話しかけて下さったり・・・。

名古屋栄「松坂屋」本館のB1にてお待ちしてます!何と言っても久しぶりにお会いするお客様の笑顔や元気そうな姿を
見るとホッとします。

冗談話をしたり世間話をしたり、それもお客様との大切な時間です。

私いつも思うのですが、「笑顔」ってすごく大切なことですよね!?

人は笑っている時間が長ければ長いほど幸せだろうし、笑顔から
悪いものって生まれないと思うんです。

だから私は少々辛いことがあろうと、「自然と笑顔でいれば何だって乗り越えられる」と勝手に自分自身で思い込んでいます。

「辛ければ泣けばいい。」それも良いと思います。
ただ私の場合、「今辛いのなら、いつか笑える自分になればいい!」と、いつも自分に困難なことがある度に
そうものごとを捉えるようにしています。

しいたけを通じて生まれる人と人の繋がりをずっと大切にして行きたいと思います。

皆様のご来店を心よりお待ちしてます!


2010年4月7日  タイトル : 黒川の春子、始まります!

標高500m雲の中へさらに標高850m雲の中へ

再び標高500mと850mの雲の中に突入し、春子のチェックをしました。

いよいよ明日から本格的に収穫に入れそうです。

右を見ても左を見ても木、木、木です。

右を見ても左を見ても木、木、木です。

てっぺんが白く・・・

しいたけのてっぺんが白くなっていますがこれ、

・・・リスがかじったあとです。

リスもきっと美味しいんでしょうね!

少しくらいはおすそ分けです。

普段山でお邪魔してるのは私の方ですから!


今年から始めた標高850mの山の中で、ある「異変」に気付きました。

ちょっと見にくいですが、右のしいたけは傘の表面が少しボコボコしています。

一方左のしいたけは厳しい冬の寒さに耐えたせいか、傘の色がひときわ黒く
荒れた感じがします。

「こんなの普通見たら、「何これー!」と懸念されてしまうだろうなぁ・・・。」
と思います。

しかし、この厳しい環境を乗り越えてきたしいたけのことを知っている私には、
むしろこのキズは立派な「証し」に見えてなりません。

私の祖父母の時代は、戦争を何度となく経験してきました。

精神的にも肉体的にも、生き残るために必死でがむしゃらに生きて、生き残ってきたのです。

祖父は数年前に他界しましたが、祖父母や同じ戦争時代を経験されたご年配の方々には
感謝と敬意の気持ちでいっぱいです。

そのおかげで今の幸せな私たちの時代が存在するのですから。

つい熱くなってしまい話がそれてしまいましたが、「見た目」だけがキレイなしいたけよりも、自然の中で
キズだらけになりながらも幾多の過酷な試練を乗り越え、逞しくさえみえるこのしいたけたちの方が
本当の「価値」があると思います。

明日からの収穫が今から楽しみです!


2010年4月6日  タイトル : 福井県「秋吉」に出張です。

やきとりの名門「秋吉」。

やきとりの名門「秋吉」北陸地方を中心に全国200店舗を展開するやきとり専門店です。

「おふくろの味」を追求したこのお店で、私たちしいたけブラザーズの
原木しいたけが使われています。

今日は普段「秋吉」さんに発送している原木しいたけの大きさや品質のチェックなど、
秋吉に到着したしいたけの状態を定期的に自分の目で確認して、常にベストな状態で
お客様にお届けできるよう再確認のために福井県に出張し、お邪魔しています。

「秋吉」の尽きることのないそのこだわりはブラザーズHPのリンク集からぜひどうぞ!

「やきとり(鶏肉)」がメインなのに、しいたけを「原木」にこだわる徹底したそのこだわり
                    っぷりはかなりのものだと想像して頂けると思います。

自分たちが育てた原木しいたけが、「秋吉」さんのようなお店でたくさんのお客様に食べて頂けること、光栄です!


2010年4月5日  タイトル : バディーのキャラ

んん〜。

すごく眠たいのに


子供たちにチョッカイをかけられて・・・


迷惑そうなバディーです。







2010年4月2日  タイトル : 「ターザン」を現実に体験してます!

子供たちが春休みに入りました。
休みになると決まって子供たちは私と一緒に黒川農場に来たがります。
ここぞとばかりにバディー(フレンチブルドック)もついて来ます。


今日ブラザーズ黒川農場の標高850mの山は雲に覆われていました。
「パパ〜、雲の中から天国見える?」とか私に聞きながら、車で雲に近づくにつれて子供たちは大興奮!
到着して車を降りると、そこはヒンヤリとした感じで子供たちも 「ここが雲の中なんだ〜」 と少し不思議な様子でした。

春子しいたけが置いてある場所の中に立っている木に大きな「つる」が巻いていたので、「よし、ターザンしよか!」とその「つる」を切ってあげました。ディズニーアニメでしか見たことのない子供たちは生まれて初めての体験でワクワクしています。

でも…さすが野性的本能が芽生えたのか、田舎っぺと言うのか、すぐに慣れてこの通り!

けっこうな勢いで助走をつけて斜面を飛び出し、
「あ〜ああ〜っ!!」とみるみる上達し、いつしか本物の 「ターザン」になっていました!

バディーが心配そうにその姿を見守っています。




そんな子供たちを見ながら昔、親父がよくつるを切ってくれて夢中になってターザンをしたことを思い出しました。
気づいてみれば、今私は同じことを子供たちにしている…。ちょっと勝手に感動しました。

さて次は、小川をよじ登ってみたり(バディーは山水が気に入ったみたい)、木の切り株を見つけたので枝を拾って太鼓をし始めました! リズムに合わせて、「そぉ〜れ!!」とか言いながら、雲の中でやたらとはしゃいでおります!



さんざん遊んだあげく続いて見つけたのが、山土(やまつち)の急斜面。
…登るつもりです。ちょっと危険ですがトライさせました。泥んこになりながらも大興奮な子供たち!





続いてまたターザン。
この山に住む野性動物たちにも負けていません!

農場に戻って来たら今度は、「ハウスのてっぺんに登るー!」と怖いもの知らずです。(怖そうにしがみついてますが…)近くで見守ってあげていれば大丈夫!

子供たちの能力って、計り知れないものがありますね!多少危険でも(かなり危険ですが…)子供たちは自らが体験することによって、「これは楽しい」、「これは危ない」など、いろんなことを覚えていくものだと思います。


大自然の中でそれを体で覚えられる彼らは幸せだと思います。
そして何より仕事をしながら最愛の子供たちと一緒にいて触れ合える私が一番幸せなのかも知れません。

こんな感じで春休みが始まりました。
子供たちの野性的本能を最大限に引き出してあげられるよう、とことん付き合ってやろうと思います!


2010年4月1日  タイトル : 標高850mはまだ冬です!

しいたけブラザーズ川辺農場の春子しいたけが例年よりもかなり早くほぼ全て終了しました。

今度はブラザーズ黒川農場の春子しいたけにバトンタッチです。

なので昨日も黒川の山をチェックしに行きました。

行ってびっくり!

なんとツララが!!標高850mの山の小川には、なんとツララが!!

しかもホダ木の上にはうっすらと雪がのっているではありませんか!!

・・・確かに昨日、一昨日は黒川で雪が降りましたがまだ残っていたとは…。

ブラザーズ川辺農場では春でも、黒川農場はまだまだ「冬」なのです。

私はもう13年間川辺と黒川の農場を行き来しているので慣れてしまっていますが、
たまに黒川に来るメンバーは決まって「さむい〜!」と言います。

・・・この写真を見ると無理もありませんね!

例えば川辺町からポテトチップスの袋を未開封の状態で黒川の山に持ち込むと、気圧の影響で袋がパンパンに膨らみます!

黒川に来るメンバーは決まって「さむい〜!」と言います。あとこれは真冬の話ですが、仕事で黒川農場に泊まった際に飲みかけで寝た缶コーヒーが、室内にも関わらず朝起きると凍って飲めないことがしばしばあります。

「なんて寒いところで寝てるの!?」って話ですよね!

大丈夫です、私はちゃんと生きてますから!

同じ岐阜県でもここ加茂郡は、ちょうど美濃地方から飛騨地方にさしかかる標高差の激しい地域なのです。

なので一般的には考えられないほど長い間春子しいたけが収穫できるし、原木しいたけ栽培の最大の課題である「安定生産」にも標高差のついた2つの農場があることは大いに貢献しているのです。

真面目にひたむきに頑張ります!
地元の地形を最大限に生かし、兄弟やスタッフみんなで力を合わせて、
いつでもお客様に自然からの恵みを提供できるよう、努力し続けていきたい
と思います!
自然相手とは、何年経っても「素人」です。

真面目にひたむきに頑張ります!




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