|   2012年12月27日  タイトル : 原木到着。
 
 
  今朝も冷え込みましたね。
 
 
 冷たいと空気が澄んで日の出もキレイです!
 
 
 
 
  今朝は岐阜県高山市から雪混じりの原木が1200本到着し、ブラザーズ長男が用意したコンテナに1本ずつ手で積み替えています。 
 外気温−4℃の中での力仕事は大変です。
 
 体は温かくても手足の感覚がなくなりそうです。
 
 同じコナラの木でも雪の深い寒い地域で切った原木は生長が遅いため年輪幅が狭く、一言で言うと硬い。
 
 だきら植菌してからの管理がとても難しいのです。
 
 毎年原木の状態に合わせた管理はブラザーズ長男の腕の見せどころです。
 
 
 
   福島県の原木が原発事故でダメになってしまったのが非常に残念ですが、高山市からでも入る分だけありがたいことです。
 
 まだ10年以上はかかりますが地元の山に植林したクヌギが早くしいたけ原木として利用できるのが楽しみです。
 
 
 さて、今日も頑張ります!
 
 
 2012年12月26日  タイトル : 働く4tトラック。
 
 
  原木しいたけ栽培をするのはとても重労働。
 
 トラックは欠かせません。
 
 クレーン車を操作するには中型運転免許の他に移動式小型クレーンと玉掛けの免許が必要になります。
 
 
 
 
  
 
 運転席のドアを開けると、『PTO』と書かれたレバーがありますが、クラッチを踏みながらこれを引くとクレーンを作動させることができます。
 
 
 
 
 
  
 次は『アウトリガー(張り出し)』を引き出してトラックが横転しないようにします。
 
 これで作業開始準備完了です。
 
 
 
 
 
   便利なのは大変ありがたいことですが、重たい荷物を吊り上げるので安全に操作しないと命の危険にさらされることも。
 
 しかも山でのクレーン作業は斜面なのでさらに危険です。
 
 
 
 年内あと少し、事故のないよう気をつけて頑張ります!
 
 
 
 2012年12月25日  タイトル : ☆クリスマス☆と3連休。
 
 
  今日はクリスマスです!
 
 皆さん、☆メリークリスマス!☆
 
 
 岐阜県ではホワイトクリスマスというわけにはいきませんでしたが、
 日本海側はすごい雪のようですね。
 
 
 全国の子供たちに幸せが訪れたことと思います。
 
 
 
 2012年12月21日  タイトル : ☆メリークリスマス☆
 
 
              いよいよクリスマスです!
 しいたけブラザーズ黒川農場のすぐ近くのクリスマスイルミネーション。
 
 
  
 真っ暗な田舎の田んぼのど真ん中に、ひときわキレイな光が辺りを照らしています。
 
 黒川農場の仕事を終えて川辺農場に向かう度にこのイルミネーションに癒やされている私。
 
 
 
 
  自宅に帰って今年もクリスマスツリーを出しました。 
 子供たちもサンタさんがやって来ると喜んで張り切って飾り付けをしています!
 
 ちゃっかりトナーも一緒になって座り込んでいます。
 
 
  
 
 
 近年は近所のあちこちでもクリスマスイルミネーションを施す光景を目にするようになりました。
 
 アメリカにいた時にご縁あり、ハーゲンダッツ(アイスクリーム)の社長宅のクリスマスイルミネーションを見せていただきましたが、それはそれはキレイで圧巻でした!
 
 
  
 福島県や東北の方々を含め、日本中の子供たちにサンタさんが訪れて幸せが届くといいですね。
 
 
 
 皆さん、☆メリークリスマス!☆
 
 
 
 
 
 2012年12月20日  タイトル : 冬季限定、自販機で生しいたけの販売始まりました!
 
 
  今朝も冷え込みましたね。 
 ブラザーズ川辺農場で今朝も元気にラジオ体操をしました。
 
 朝一番に体を動かすと気分もスッとします!
 
 納品を済ませブラザーズ黒川農場に向かおうとしたら軽トラックのベッド(荷台)でマリ(右)とニーナ(左)がブラザーズ父を待っていました。
 
 柴犬マリは父が、ミックスニーナはブラザーズ長男が飼っています。
 
 2人の自宅は隣同士なので散歩やお出かけなど、マリとニーナはいつも行動を共にしています。
 
 
  
 ベッドに犬が乗っている光景、私は大好きです。
 
 バディーは家の中で日向ぼっこ、トナーは外を走り回っています。
 
 
 
 
 
 
 
 さて、私の自宅にある『しいたけの自販機』で乾燥しいたけに加え、生しいたけが再開しました!
 
 
   冬季限定販売となります。
 
 ご近所の方、通りかかった方、ぜひどうぞ!
 
 
 今日も気持ちいい晴天、頑張ります!
 
 
 
 2012年12月19日  タイトル : おかえりー!
 
 
            近頃以上に寒いかと思いきや昨日、一昨日はやたらと暖かかったり、今日は再び寒さが戻ってきました。
 しいたけ栽培も難しいです!
 
 
  ばーちゃん(義母)が仕事から帰ってくのをいつも心待ちにしているトナー。 
 運転する車の音だけでばーちゃんだと分かっています。
 
 「おかえりー!」と言わんばかりに立ち上がって甘えます。
 
 それもそのはず。
 
 ばーちゃんはいつもおやつを常備しているからです。
 
 立ち上がるといっそうトナーの大きさが分かると思います。
 
 
 「これ犬!?」って感じです。
 
 が、見た目とは裏腹、とても家族思いで優しいトナーです。
 
 
 2012年12月18日  タイトル : 平成24年度しいたけブラザーズ忘年会。
 
 
            先週末は平成24年度しいたけブラザーズ忘年会でした。
 
  毎年お世話になっている美濃加茂市の居酒屋、『のん太』さん。 
 今回もバスで送迎していただきありがとうございます。
 
 私たちの忘年会は家族や子供たちも一緒なので大人数になり、毎年夕方から座敷を貸し切らせて貰っています。
 
 席につきメニューを見てみると、焼き物のコーナーには、『しいたけブラザーズ』と書かれていました。
 
 「しいたけじゃなくてしいたけブラザーズ?俺たち焼かれるのイヤや〜!」とふざけていましたが、ブランドネームをままメニューに載せてくれるのは大変光栄なこと。
 
 
 
  大将、ありがとうございます! 
 生ビール(当然ながら子供たちはソフトドリンク)が揃ったところで少しだけ私から今年を振り返った挨拶を。
 
 泡が消える前に、以前日本テレビ『満天☆青空レストラン』でお世話になったサッポロビールで「カンパーイ!」をしました。
 
 
  料理を口にすれば、「うまーい!」
 
 お刺身や生カキ、シラコ、焼き鳥、サラダなど、のん太さんの料理はどれも本当においしいんです!
 
 
 
 
  普段の仕事はブラザーズスタッフみんなで力を合わせてコツコツと地道に頑張っている分、こんな時くらい大いに飲んでおいしい料理を食べて、そして大いにはっちゃけてもらいたいです。 
 
 しいたけのあれこれ話は勿論、プライベートな話でもギャーギャーキャーキャーと盛り上がるスタッフ一同。
 
 そこそこお酒が入りみんなの会話を聞いていると、…あれ?
 
 普段と呼び名が違ってきています。
 
 
 
  岩手県出身のブラザーズ兼澤君は『キャネサワ』に。ブラザーズ大脇さんは『ワッキーナ』と呼ばれていました。ちなみに私も普段は『ちひろさん』と呼ばれているのに今日は『社長』と。「やめろ」と阻止しました。 
 酔っ払ってもとても陽気なブラザーズスタッフ。
 
 実は私、家ではいつも一人酒なので缶ビール1本で無口になりすぐに寝てしまう人です。
 
 お酒は好きなんですが基本、弱い。
 
 でも、『飲むぞ!』というお酒の場となると眠気はなく、生中7〜8杯くらい飲みました。
 
 
 
 
  それでも他ブラザーズスタッフはプラス焼酎、日本酒(すごい数)、カクテルなどなど、強者揃い。 
 でもそんなブラザーズスタッフはみんな仲良く、笑顔がとても素敵です。
 
 私の自慢のスタッフです。
 
 子供たちはいとこ同士で話したり遊んだり大人の料理をつまみ食いしたり。
 
 
 あっという間に楽しい3時間が過ぎてしまいました。
 
 
 
 ここで一旦お開き。
 
 
 
  続いて時間の許す元気メンバーは二次会でカラオケに行きました。 
 ワッキーナ、キャネサワ、中島、ヤス(三男)、私の5人。
 
 EXILE、レミオロメン、ゆず、コブクロなどなど、彼等はとにかく歌が上手い!
 
 次々と聴かせる唄に惚れ惚れしてしまうほどビックリしました!
 
 普段から力仕事で腹筋も鍛えられているし(ブラザーズTシャツを脱ぐとみんなマッチョ!)、声量もあり素晴らしく高い声も出ます。
 
 ちなみに私は大好きな『Def-Tech』のMy   WayやGolden   Ageを熱唱。
 
 
 
  いつの間にかカラオケも3時間が過ぎていました。 
 気が付けばもう午前1時過ぎ!
 
 夕方6時前から忘年会は始まっていたので7時間も盛り上がりっ放し。
 
 「ヤッバ!明日も仕事ー!」
 
 と、慌ててタクシーを呼び可児市班、川辺班それぞれに帰宅しました。
 
 いや〜楽しかった!
 
 それでも翌朝はピタッと8時に揃ってラジオ体操。しかし全員どことなく顔色が悪く、何だかニヤけていた。…たまには有りです。
 
 『無農薬原木しいたけ栽培』という地味で真面目な職人仕事をしている分、皆この日は実にはっちゃけました!
 
 やはりスイッチのON、OFFは大事です!
 
 スタッフのプライベートで意外な一面もたくさん知ることもできたし、更に交流の深まった忘年会でした。
 
 
 さて、年内もあと少し。
 
 事故なくみんな揃って新しい年が迎えられるようにしたいと思います。
 
 今年も実に楽しかった忘年会でした!
 
 2012年12月17日  タイトル : ピアノ発表会。
 
 
  昨日は娘たちのピアノ発表会でした。
 
 先に会場入りしていた娘たちに対し、私はギリギリまで仕事、そしてギリギリ発表会の時間に間に合いました。
 
 
 会場は岐阜県可児市の文化創造センター。
 
 小さい時からピアノを習っていますが、毎年ここでピアノ発表会が行われています。
 
 
 
 
  普段自宅のリビングで四六時中ピアノを弾いている娘たち。 
 我が家ではいつもピアノの音が鳴り響いています。
 
 子供部屋からは歌声も聞こえてきます。
 
 根っから音楽が好きなんでしょうね。
 
 
  練習した曲は発表会でも何とか上手に弾けました。
 
 後に「緊張した?」と聞くと、「別に」と即答する彼女たち。
 
 『好きこそものの上手なれ』ですね!
 
 
 
  長女は中1で160cmを越え、次女も小5で150cmを越えています。 
 身体もみるみる大きくなり、いつの間にかお姉さんになっています。
 
 知らないうちにと言ってはいけないかもしれませんが、子供たちの成長を
 嬉しく思います。
 
 つかの間の休日でした。
 
 2012年12月14日  タイトル : 福島県での講演。そして、現実。
 
 
            先週金曜日、福島県へ講演に行って来ました。
 『被災地福島県のしいたけ生産者に元気を与えてほしい』
 
 福島県きのこ振興センターの鈴木さんにそう依頼され二つ返事で引き受けた私。
 
 今日は『私がこの目で見た福島県の現実』を報告させていただきます。
 
 
  講演当日、早朝の名古屋駅は爽やかな晴天。
 
 「よし、行って来るぞ!」と気を引き締めて新幹線に乗りました。
 
 東京駅で東北新幹線に乗り換え福島県郡山駅にはお昼頃到着。
 
 講演会場の農業総合センターでは福島県のしいたけ生産者の方々
 70名ほどがお集まりになっていました。
 
 
 
 
  昨年は『放射能への対策』というテーマで行われたそうですが、今年は前向きに『作ることで一歩前へ』と題してセミナーが開催されたわけです。 
 
 昨年のセミナーの参加者は130名ほどだったようですが、今年は既に約半数の人数にまで参加者が減ってしまいました。
 
 これが何を意味するか、分かりますか?
 
 そう。
 
 既にこの1年間で、生産者が半分いなくなってしまった。
 
 もしくは、もうセミナーに参加する元気すらなくなってしまっているという厳しい現実です。
 
 会場に集まった方々の表情は、今までに私が経験したことのない、それはそれは深刻な顔をされた方ばかりでした。
 
 初めて味わう空気。
 
 参加者全てがうつむいている。
 
 …いったいこの私に何ができるのか。
 
 そんな不安を講演直前に感じたことは初めてでした。
 
 一時間半に渡る講演が容赦なく始まりました。
 
 
  命をかけて全てを失い屈辱の敗戦を味わった祖父母の時代。 
 焼け野原から急激な経済成長を成し遂げた両親の時代。
 
 現代社会は飽和状態。
 
 そして原発事故。
 
 今私たち世代はこの現実をどう受け止め、どう向き合い、決断し、進むのか。
 
 一代に一度は未来を左右するような選択を自ら決断しなければならない出来事が起きている。
 
 何が本当に必要で、必要でないのか。
 
 
 『きのこは放射性物質を吸収しやすい』
 
 メディアでは悪いイメージしか触れない。
 
 しかし本来のきのこは、『森のお掃除屋さん』です。
 
 倒木や落ち葉を分解し、微生物の力で土に返す立派な役割を持っています。
 
 作る人がなくなれば、当然日本の森は益々荒れてしまう。
 
 
 
  幾度の試練をことごとく乗り越えて来た私たち『日本人の底力』を 今こそ発揮する時です!
 
 『困難こそ最大のチャンス』。
 
 私は親父にそう言われて育ちました。
 
 ほんのわずかの可能性でも、その可能性に全てをかける。
 
 これまでも幾度と困難を乗り越え続けてきた。
 
 私は決して諦めない。
 
 正しいと信じる未来を、決して諦めない。
 
 共に乗り越えていきましょう!
 
 
 こんな感じで約一時間半に渡るお話しをさせていただきました。
 
 
 終始うつむいていた生産者たちの顔が段々と上がりました。
 
 目が合いました。
 
 追い込まれた人たちの顔が上を向いただけでも良かった。
 
 そう思います。
 
 
 しかし現地で抱える放射能問題はまだまだ山積み。
 
 『メディアでは決して明かされることのない本当の現実』が、ここにはあります。
 
 地元の原木は当然使えない。
 
 高値で仕入れた県外の原木ですら、置いておくだけで段々と放射能数値が上がってしまう。
 
 作っても出荷できるかも分からない。
 非難エリアではないにしろ、公園などで遊ぶ子供たちの姿はなく、母親たちの手には線量計。
 
 目に見えない敵との戦い。
 
 『しいたけ生産以前に、ここに人が住んでて良いのか…。』
 
 実際に妻子を県外に非難させ、自分だけ仕事で残っているという方もみえました。
 
 
 これが私が見た『福島県の現実』でした。
 
 
 さらに夕方は車での移動中、突然のM7.3の地震が。
 
 かなりの揺れに驚きましたが、運転手さん曰わく、「あの日はこんなものじゃなかった。」と。
 
 これだけの揺れで平然としていられるとは。
 
 3.11の悲劇を想像させられました。
 
 改めて心配して連絡下さった方々、ありがとうございました。
 
 
  今回の講演を通じ、『明かされることのない現実』を目の当たりにした私。 
 それと同時に、これまで私たち『人類が自ら選択して来た道』。
 
 私にできることは、この現実を一人でも多くの皆さんに伝え、共感してもらうことだと痛感しました。
 
 
 原発事故がもたらした事態はあまりに大きい。
 
 私たちも東北地方の原木(資源)を失い経営も何かと困難になりました。
 
 それでも私は諦めない。
 
 決して諦めない!
 
 私たちが信じる未来だからです。
 
 子供や孫の世代に残してあげなければならない大切なものだからです。
 
 複雑な心境の中、私自身が学び、改めて前向きになった1日でした。
   2012年12月13日  タイトル : ハウスの中では。
 
 
            発生が遅れているハウスの中で、現在収穫を終えた古い原木をかた片付けて、そこに芽の出た新しい原木を並べています。
 
 
  11000本が並べられるハウスでも、スペースはギリギリ。 
 出荷のプレッシャーに押されている自分がいます。
 
 古い原木はまだ使えるものと力尽きたものに分けてコンテナに積みます。
 
 地面に横たわっているものはこれまで十分にしいたけを出してくれた原木たちです。
 
 
 
  素手で触ってずっと付き合ってきた原木たち。 
 今までありがとう。
 
 そういった感謝の気持ちでいっぱいです。
 
 
 さて、今夜はしいたけブラザーズの忘年会です!
 
 普段はしいたけの話ばかりでなかなか一緒にお酒が飲めないので、今夜は兄弟、家族、スタッフとギャーギャー飲み明かしたいと思います!
 
 
 
 2012年12月12日  タイトル : 相棒。
 
 
  相棒のトナー、よく食べます!
 
 サイエンスダイエットのドライフードを1リットルの容器に1日2回。
 
 赤いバケツの中に36キロものドライフードがストックしてありますが、20日間もたないんです。
 
 
 
 
  まだ1才8ヶ月なので育ち盛り。 
 栄養のバランスの良いフードを食べさせてあげたいです。
 
 トナーが産まれたのは沖縄。そのブリーダーさんによると、生後からずっとサイエンスダイエットだったようで、栄養バランスも良いからとずっとこれを与えています。
 
 よく食べてよく遊んで、よく寝ます。
 
 夜私が帰宅すると『イコールごはん!』と分かるのか、ウッドデッキの窓越しから熱い視線を感じます。
 
 
 
  家族で夕飯を食べた後にウッドデッキに出てトナーにご飯をあげるのが私の日課です。 
 食後満腹になったトナーを撫でまくってあげます。
 
 あまり他人にスキを見せる犬種ではないだけに、私にお腹を見せて甘える姿はなんともかわいい。
 
 自宅では家族を、そして春以降になると一緒にトラックに乗ってしいたけ山で一人仕事をする私を護衛しクマやマムシから守るのがトナーの仕事です。
 
 今はトナーの冬休みみたいなものです。
 
 
 
  一方バディーは最近ずっと家の中でほとんどコタツに潜り込んでいます。
 
 コタツの中にいるとは誰も気付かず子供たちにも蹴られまくって、迷惑そうに怒ったブサかわいい顔をして出てきたり、蹴られなくてもほどほど暑くなると、『ぷはーっ。!』と死にそうな顔をして飛び出してきて水をカブ飲みし、思いっきりゲップをします。
 
 女の子ですがほとんどオッサンです。
 
 
 家族に溶け込んでいるそんな2人を見ていると、とてもおもしろいです。
 
 
 
 2012年12月11日  タイトル : 冬仕事。
 
 
  ブラザーズ黒川農場に比べて温暖な気候のブラザーズ川辺農場で昨年から管理し仕上げてきた原木(ホダ木)をクレーントラックで乗せ換えて黒川農場に運んでいます。
 
 
 
 寒さの厳しい冬の時期は、少しでも新しく勢いのある元気な原木を使ってしいたけを発生させます。
 
 生長に時間もかかるし、年末に向けて注文も増えてくるのでそれに備えるためです。
 
 
 
 
 
  先月から既に年末を予想して準備は進めてきましたが、予想外の寒さと雪。 
 …かなり生長が遅れてしまっています。
 
 『安定生産』は理想ですが、自然相手とはなかなか思うように行かないのが現実です。
 
 取引先の方々にはご迷惑をかけてしまっていますが、こうした事態を日頃から理解して頂けることに深く感謝致します。
 
 何年たっても思うように行かない。
 う〜ん、難しい!
 
 
 
 2012年12月10日  タイトル : 銀世界。
 
 
            先日福島県に講演に行って来ました。
 夕方突然の地震、驚きました。
 
 心配して安否確認の連絡をくださった方々、ありがとうございました。
 
 私は無事です。
 
 福島県での講演についてはまた後日報告させていただきます。
 
 
 
 今朝起きたら辺り一面は銀世界!
 
 
  
  
 
 昨日から雪は降っていましたが、夕べから降りが強まり、15センチくらい積もったでしょうか。
 
 トナーは走り回って大喜び、バディーはコタツで丸まっていました。
 
 
 
 今冬は早くも大雪。
 
 しいたけの発生がスローになるので注文が満たせるか心配です。
 
 でも、今週も頑張ります!
 
 
 
 2012年12月6日 タイトル : 感謝状をいただきました。明日は福島県で講演です。
 
 
            以前地元川辺中学校に講演に行ってきましたが、後日主催者の美濃加茂青年会議所の方から感謝状と、川辺中学校の生徒さんたちからたくさんのお礼文をいただきました。
 
  ありがとうございます!
 
 中学生と言えば自分と向き合って、初めて自身の進路を考える年頃ですよね。
 
 振り返ると当時の私はムッチャクチャで進路のことなんてまるで無関心。
 
 
 
 特に私は中学校の時兄弟1のヤンチャ坊主(たいがい二男はそうじゃないですか?)で学校での悪さも重なり一言で言えば『劣等生で親不孝者』でした。
 
 
 家の手伝いはさぼることばかり考えてた。
 
 「将来の夢は?」と聞かれれば「しいたけ屋以外!」と即答。(確かにかわいくない…)
 
 姉も兄も成績は優秀。
 
 なのに自分は正反対。
 
 周りの人たちからは『あの家の子なのに、あの子の弟なのに。』
 
 そういった冷たい視線を勝手に感じていました。
 
 ある土曜日の朝、全校集会が終わって全校生徒が各教室に戻っている時、「横田君、…ちょっと。」と先生に呼びかけられました。
 
 「…何だろう。」と疑問を感じながらも私はその先生の後をついて行きました。
 
 そのまま私は誰もいない体育館の裏に連れて行かれ、既にそこには他2人の先生が私を待ち受けていました。
 
 「おい、何だその頭はー!」
 
 1人の先生に袋叩きにされました。
 
 顔面を何度も何度も拳で殴られ続け、段々と顔は膨れ上がりました。
 
 他2人の先生はその姿をただただ薄ら笑いして嬉しそうに見ていました。
 
 しばらくして気が済んだ3人の先生は倒れている私を残し退散。
 
 その後私は学校の水道水で顔を冷やし、1時間目の授業にはとても出られませんでした。
 
 私が校則を守らないから悪かったんですけどね、今だったら大変なことです。
 
 当然いい先生も沢山みえました。
 
 あの3人の先生の笑みは今でも忘られません。
 
 もう随分と昔の話です。
 
 
 また、ある時外で悪さをしてそのまま補導され、呼び出しをくらった親父が飛んで来ました。
 
 『…今日こそはぶん殴られて半殺しにされる。』
 
 親父は私のまん前に来て目の前で相手方に土下座をし、「申し訳ありませんでした!本当に申し訳ありませんでした!」と涙を流しながら震えて謝っていました。
 
 何とか相手方には許していただき、その後親父に車で見慣れない山の中に連れて行かれました。
 
 車内でずっと無言だった父が車を止めて、「…降りろ」と言いました。
 
 「埋められる」とすら思いました。
 
 
 親父は私に、「お前は俺の大切な息子だ。お前が大人になるまでは、何があってもお前を守ってやる、だから頑張れ。」と言ってくれました。
 
 
  …その瞬間から、私の人生は変わりました。 
 『心の底から叱ってくれた親父』に今でも感謝しています。
 
 今日は昔の過激な出来事を打ち明けましたが、一つだけ。
 
 『親であろうが、先生であろうが、どんな子(生徒)に対しても本気で向き合えば必ず気持ちは伝わる!』ってことです。
 
 誰にだって恐怖感はあって当然。
 
 結果が上手くいったとか、いかなかったとか、そんなことではないんです!
 
 始める前から結果を恐れるのではなく、覚悟を決めて、勇気を持って、一歩を踏み出してみましょう。
 
 『一生懸命本気でぶつかったこと』に意義があるんです!
 
 『本当の敗者とは最後にゴールした者ではない。スタートラインに立たなかった者だ。』
 
 私の好きな言葉です。
 
 
 
  という訳で中学生の皆さん、自分を信じ、夢に向かって頑張ってください!
 
 今回の講演で感謝されるような中学校生活を送った私ではありませんが、皆さん、心から応援しています!
 
 
 
 
 さて、明日はいよいよ原発事故により壊滅状態になってしまった福島県に講演に行ってきます。
 
 『それでも諦めていないしいたけの生産者に、元気を与えてほしい』と依頼を受けていました。
 
 果たして私くらいの力でどこまで皆さんを元気付けられお役に立てるか分かりませんが、今の私にできる限りのことを『本気で!』させていただきます。
 
 では!
 
 
 
 2012年12月5日  タイトル : 久々に『仕事スイッチOFF 』。
 
 
            ここのところ働き過ぎだったので、昨日はいつもより少し早めに仕事を切り上げ(とはいえ夜)、久し振りに『プライベートな趣味時間』を満喫しました!
 『仕事スイッチOFF』にして、たまには力を抜いてリラックスしないと!
 
 冬らしく夕食は鍋でした。
 
 
  その後はチーズやお餅を入れてリゾットに早変わり。 
 子供たちも取り合って食べていましたが、バディーとトナーもさすがにこの匂いにはガマンできなかったみたいで、「お願いだからちょーだい〜!」といった感じで訴えかけてきました。
 
 2人共食いしん坊です。
 
 
 
  ひとまずバディーにはガマンしてもらって、まずはトナーから。 
 リゾットをつまんで「待て」。
 
 ちゃんと指示通り待ちます。
 
 
 
 
  今度は「よし」の合図と同時に私の指に歯が当たらないよう上手に食べてくれるトナーはおりこうさんです。 
 「おりこ〜おりこ〜」と撫でてあげてしばらくこの繰り返し。
 
 それにしてもトナーの手足の大きいこと!
 
 私の握り拳とあまり変わりません!
 
 50キロの体重でも猛ダッシュできる逞しい体つきと手足。
 
 まるでクマみたいです。
 
 
 「あ…、バディー忘れてた。」
 
 
  ふと見てみると、いつの間にかふてくされて寝転がってました。 
 でも…、何気に横目でこっちを気にしてる。
 
 少しからかってやろうとしばらくトナーだけ可愛がったフリをして、バディーの方を見ないように意地悪してみました。
 
 
 
  すると今度は、「どうしてうちにはくれないの…?」みたいに耳も下がって泣きそうな淋しい目をして私を見つめてきます。 
 この座り方がまたかわいい!
 
 「はいはいごめんね〜」といよいよバディーにもリゾットをあげました。
 
 ガーガー言いながら食べるバディー。
 
 とても満足したようです。
 
 あとは各自部屋の中で子供たちと遊んだり心地良い場所を探して寝転がっていました。
 
 バディーもトナーもテレビを観て犬が出ると不思議そうに首を傾げるんですよ!
 
 面白いでしょう。
 
 
 さて、お腹いっぱいになったところで次はガレージに出ました。
 
 
  私はこの場所が大好き。 
 『ガレージで過ごす趣味時間。』というのが昔からの一つの夢でした。
 
 だからこのガレージには少しこだわりました。
 
 
 
 車を4台並べて片方の車のドアを全開に開けても隣の車にぶつからないスペース取りや、4tユニックトラックが入ってものブーム(クレーン)が天井に当たらない高さの確保などサイズも特注。夜帰宅しても安全にバックできるように車が近づくとセンサーが反応し黄色い蛍光灯4本がいっぺんにつきます。消える時間は調整可能なので荷物を両手に持って家の中に入ってもスイッチいらずでとても便利です。
 
 スケールを片手にあちこち図って隅々まで計算し、家を建てる前からこのガレージのスペースを確保した上で家の位置を決めたほどです。
 
 またセッパンガレージの弱点は『雨がふき込むのと収納スペースが全くない』ってこと。
 
 だから自分で作りました。
 
 サイドの扉付きの棚は地元の木を使い3段の収納スペースを確保、しかも扉をつけることで目隠しにもなるし見た目もスッキリ。木の温かさも出ていい感じだし自分でも気に入ってます。
 
 これで横雨もしのげ、収納もバッチリ、一石二鳥!
 
 
  
 また、キレイな音でラジオや音楽も聴けるようBOSEスピーカーをガレージの四隅に取り付け、配線も自分でしました。
 
 仕事上あまり外に行けないためこのガレージでよくBBQをしますが、訪れる人に「世田谷ガレージみたい」と言われます。
 
 そういえば所ジョージさんもアメリカ好きだしロットワイラー飼っているし、確かに似ているかも。(偶然です)
 
 
 
 
 
 さて、今度はタンドラとハーレーの洗車です。
 
 
  最近は忙しくて全く車を洗えてなかったし運転すらご無沙汰でした。 
 そもそもタンドラは規格外に大きい車なので、もれなく洗車機には入らないので手洗いするしかありません。
 
 少々寒いですがいざ洗車。
 
 
 
  「こんなに寒いのに!?」と思われるでしょうが心配御無用! 
 家の井戸水(飲めます!)は年間を通じて14℃くらいなので冬はかなり温かく感じ、洗車しているうちは手は冷たくならないんです!
 
 豊富な水量のある井戸とこの自然環境に感謝です。
 
 好きな音楽を聴きながら洗車しリラックスできました。
 
 ブラザーズJr.も拭き取りを手伝ってくれて助かりました。
 
 再びピッカピカになったタンドラとハーレー。
 
 またドライブする日が待ち遠しいです!
 
 
 
  
 そんなわけで夕べは大好きな犬とたわむれたり車やバイクの手入れをしたりと久々に趣味に没頭しリラックスできた夜でした。
 
 今日は完全に自己満足な日記になってしまいすいません。
 
 
 
 また今日からは再び『仕事スイッチON』で頑張ります!
 
 
 
 
 2012年12月4日  タイトル : ホット缶コーヒーで乾杯!
 
 
  秋から続いた出張販売ラッシュがやっと一段落しました。
 
 まだ幾つかのオファーはありますが、ひとまずは無事に終わって「やれやれ」です。
 
 
 ブラザーズ川辺農場、黒川農場共に出張販売の日時に合わせた生産管理、当日は生産班、収穫班、選別班、加工班、出荷班、販売班、しいたけ狩り班などブラザーズスタッフみんなで打ち合わせをして何とか乗り越えてきました。
 
 
 全ては皆さん一人一人の『満足』のために。
 
 
 
  しいたけを通じて出会った全ての方に、出会ったことを喜んでいただけるよう私たちにできることを精一杯しました。 
 これは決して売り場に立つ者だけの想いではありません。
 
 ずっと農場内にいて皆さんと顔を合わせることもないスタッフでも、みんな同じ気持ちでいるんです。
 
 
 
  販売班はみんなのそんな想いを背負って現場に立っています。
 
 当然皆さんからの喜びの声はスタッフみんなで分かち合うもの。
 
 するとまた、『もっと喜んでもらいたい!』となるわけです。
 
 
 
  岩手県から研修に来てくれているブラザーズ兼澤君には今回6日間連続で松坂屋『全国ウォーカー』での出張販売を体験してもらいました。
 
 初日は何を話していいかも分からない状態だったのが日に日に成長していてビックリしました。
 
 
 「とにかく勉強になりました。」と慣れない体験に疲れた表情の裏にも漲る目を感じました。
 
 
  
 今朝はブラザーズ黒川農場で2人、ホット缶コーヒーで「お疲れ様ー!」と乾杯をしました。
 
 しいたけブラザーズ一同、本当にハードな6日間でしたが新たな皆さんとの出会いなど、それ以上に実に収穫のあった6日間でした。
 
 松坂屋、金山駅とたくさんのご来店、本当にありがとうございました!
 
 
 
 
 
 2012年12月3日  タイトル : 松坂屋は今日が最終日、そして今日は金山駅も!
 
 
  皆さんおはようございます! 
 あっという間に12月に入りましたね。いよいよ年末です。
 
 昨日ブラザーズ黒川農場では雪が降りましたよ〜!
 
 
 
 
  秋からの週末はずっと立て続けのイベントなどで子供たちとの時間が作れず、コミュニケーション不足がちになっていました。 
 「ごめんな〜」と謝る私にブラザーズJr.から、「パパ仕事の前に遊べ!」と鋭くハードなツッコミを受けました。
 
 「そのとおり!」
 
 という訳で、昨日は早朝6:00からJr.と2人でJR高山線に沿ってバディーとトナーの散歩。
 
 そして6:30から1時間ほど自宅裏の広場で2人野球をしました。(これがまたかなりハード!)
 
 でもJr.は何度かホームランをかっ飛ばし大満足してくれました!
 
 
 
  日中はブラザーズ黒川農場でのハードな力仕事もこなし、夜はブラザーズ川辺農場にて今日の松坂屋、金山駅それぞれの出張販売の準備。 
 夕べは10時に夕食、そして今朝は5時に起きました。
 
 
  出かける準備をしてガレージに出ると、夜明けの空にキレイな星が! 
 見とれているとすかさずトナーが来て、「散歩〜!」といった表情で私を見つめます。「ごめんな〜今朝は無理、夜まで待ってな〜。」となでなで。
 
 
 
 家を出てブラザーズ川辺農場で2台それぞれの車に荷物を積み込んで、いざ出発です!
 
  
 そう!
 
 
  先日のブラザーズ日記(11月30日)の反響が非常に多く、沢山の方から激励や応援メールを頂きました。 
 『出る杭なんぼ出てなんぼ、頑張れ!』とか『熱い人大好きです!もっともっと熱いメッセージ待っています!』とか『ダメ社長どころか日本の社長はこうでなくちゃいけない!』とか『私がおばあちゃんになっても安心して孫に食べさせられるまで末永く頑張ってください!』とか『間違いなくしいたけブラザーズさんの頑張りは世の中を動かしていますよ!』とか『あの名医のように頑張ってください!』などなどとにかく沢山。
 
 自分たちへの感想を自分で紹介するのはこっ恥ずかしいですが、皆さん、本当にありがとうございます。
 
 
 本来なら皆さん一人一人にお礼を言うのが先決ですが、このブラザーズ日記にてご報告させていただくご無礼をお許しください。
 
 
  私にとって応援してくれる皆さん一人一人が、何よりの宝です。 
 これからも『心に届く熱いメッセージ』、精一杯お届けします!
 
 これからも応援してくださいね!
 (トップページの『メールはこちら』から)
 
 
 
 
  さて、今日で松坂屋『全国ウォーカー』は最終日となりました。 
 最終日の今日はブラザーズ長男と兼澤君がお邪魔しています。
 
 そして私は名古屋金山駅コンコースにて『飛騨美濃フレッシュ直行便』、午前10時からです。
 
 それでは松坂屋、金山駅共に皆さんのお越しをお待ちしています!
 
 
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