|   2013年3月29日  タイトル : 春子しいたけ真っ只中。
 
 
              もう週末ですか……。
 毎週毎日の早いこと。
 
 たまに自分が今いくつ(何才)だったかか分からなくなることがあります。
 
 そんなことありませんか?
 
 
  桜が咲き始めましたね!
 
 お花見を予定してみえる方も多いのではないでしょうか。
 (私たちは当然お花見とは無縁です)
 
 
 しいたけブラザーズ川辺農場の春子しいたけが開花に伴いピークを迎えています。
 
 夕べもブラザーズ三男の選別を手伝って、体中しいたけの胞子をかぶって体からしいたけが出てきそうな勢いです!
 
 あ〜お花見したい!
 
 
 
 明日土曜日は岐阜県瑞穂市の清流みずほ幼稚園でのイベントに参加し、日曜日はマクロビ廣瀬ちえさんとのコラボイベントを行います。
 
 自然(春子)の最盛期とイベントの両立はなかなか大変ですが、皆さんと共に自然の恵みを分かち合い、共感していただくにはこれくらい頑張ってやらないと!
 
 
  いつも頭の中は99%『しいたけ』! 
 ふと思いました。
 
 …私からしいたけを除くといったい何が残るのかな…?
 
 世の中にこんな『原木しいたけバカ』がいたっていいですよね!
 
 そのかわり、とことんこだわってやります!
 
 それでは皆さん、また来週!
 
 お花見される方は飲み過ぎ注意ですよ〜
 
 
 
 
 2013年3月28日  タイトル : 春休み。
 
 
  3人の子供たちが一斉に春休みに入りました。 
 母親にとっては春休みは戦争らしいです。
 
 夕べは一人一人通知表を見せてもらいましたが、「見て見て!」と堂々と手渡してくれる子、一方「こら!早く見せて!」と私にせがまれ渋々差し出す子と様々です。
 
 …ちなみに私は子供の頃『しぶしぶ』の方でした。
 
 
 
   
 まずは頭を撫でてよくできたところを存分に褒めてあげ、その後に課題の残ったところを応援してあげます。
 
 
 翌朝、早速外に出てあれやこれやと遊びを探して子供たちは元気いっぱいです!
 
 
 
 
  
 Jボードでリアカーを引っ張ったりバディーとくつろいだり、道路に絵を描いてみたりバドミントンをしたり、かくれんぼをしたり。
 
 
 
 
 
  妻はばあちゃんと家の中で手作りのイチゴ大福を用意してくれていました!
 
 このお皿の他にも大量のイチゴ大福があり、「1人4個ね〜」と。
 
 …一度に4個も大福を食べたことなんてありませんでしたがおいしかったです!
 
 
  我が家には唯一Wii(ゲーム機)はありますが基本『雨降りの日のみ』というお約束。 
 子供たち自らが考え、話し合い、協力して遊びを見つけ、一緒に体を動かすことがいちばん大切だと思っています。
 
 五感の全てを使うからです。
 
 Jボードでリアカーを引っ張るなんてアイデア、私も思いつきませんでした。
 
 また、こうして積み上げた記憶は必ず兄弟共通の思い出になります。
 
 『子供は遊びが仕事』とはよく言ったものです。
 
 
 ケラケラと仲良く遊んでいる姿を見ながら幸せを感じる私です。
 
 
 
 2013年3月27日  タイトル : 親子三代でアマゴ釣り。
 
 
              先週末、親子三代でアマゴ釣りに出かけました。
 
  場所は岐阜県下呂市の支流。 
 透き通った空気、冷たい雪解け水。
 
 本当にキレイです!
 
 岐阜県が『清流の国』と呼ばれるだけあります。
 
 じいちゃん(義父)は根っからの釣り人。
 
 私は鯉釣りが好きで昔は夜釣りにもよく出かけました。
 
 
 
  そんな影響からかブラザーズJr.も釣りが大好きですが渓流釣りは流れも速く危険とのことで、「もう少し大きくなるまではダメ!」とこれまで『じいちゃんへの同行禁止令』が出されていました。 
 ブラザーズJr.はずっとこの日を楽しみにしていました。
 
 彼にとって念願の渓流釣りです!
 
 私は行く予定ではなかったのですが、「万が一のため」ということで急遽2人に同行することになりました。
 
 行きに下呂のコンビニで日釣り券を購入し私自身もアマゴ釣りに挑戦です。
 
 じいちゃんに『アマゴ釣りとはなんぞか』を教えてもらい、いよいよ竿を投入。
 
 餌にはイクラを使用して当たりを待ちます。
 
 しばらくすると竿に「ビビッ!」ときました!
 
 
 
  釣れました! 
 続いてブラザーズJr.も負けじと釣り上げました!
 
 じいちゃんも次々とアマゴを釣り上げ、2時間程で合計13匹も釣れました!
 
 結果じいちゃんが9匹、ブラザーズJr.が3匹、私は1匹でした。
 
 見てくださいこのキレイな模様のアマゴ。
 
 水もキレイだしいかにも美味しそうです!
 
 
  
 
 用意してもらったお弁当を河原で食べて帰ってきました。
 
 
  夜はアマゴの塩焼き。 
 もう、最高でした!
 
 自給自足です。
 
 親子三代で同じことを楽しめることはとても幸せなこと。
 
 Jr.、念願の渓流釣り、よかったな!
 
 Jr.はじいちゃんに「ありがとう!」とお礼を言っていました。
 
 じいちゃんもとても嬉しそうでした!
 
 春子合間の楽しい1日でした。
 
 
 
 2013年3月26日  タイトル : 直筆に込められた想い。
 
 
  先日私のもとに一通の手紙が届きました。
 
 以前お会いした小笠原さんからのお手紙です。
 
 …ものすごい達筆です。
 
 
 
 
               愛知県一宮市のK君からはお花を添えたお手紙が。    しいたけブラザーズ川辺農場のお店に来てくれました。   K君、ありがとう。
 
 
              
 ブラザーズJr.も手紙と手づくりのお菓子をプレゼントしてくれました。
 
 
  言葉だったり行動だったり。
 
 想いを伝える方法はたくさんあります。
 
 今や殆どがPCや携帯などのメールになり、こうした手書きの文章を目にすることはめっきり少なくなりましたが、直筆というのは想いがそのまま文字に届いてやっぱり気持ちを感じるし、味があっていいです!
 
 嬉しいです。
 
 手書き、手づくりはそんな人の想いがダイレクトに伝わる。
 
 人の温かい想いを感じた日でした。
 
 皆さんありがとう。
 
 
 
 2013年3月25日  タイトル : だいじょうぶですか?
 
 
              バディーより
 
  皆さん 
 花粉症
 
 だいじょうぶですか?
 
 黄砂
 
 PM2.5
 
 大変つらい季節でございます。
 
 
 
  
 
 トナーより
 
 オイラは平気です!
 
 
 
 
 
 
 2013年3月22日  タイトル : フル稼働。
 
 
  今日は朝から原木が到着しました。
 
   
 ブラザーズ長男と三男で原木を下ろし、親父は春子しいたけの天日干しを。
 
 
  
 
 私は次に訪れるブラザーズ黒川農場周辺の山の春子しいたけの見回り。
 
 
 
 
  
 
 農場では通常ハウス栽培の原木を並べ、朝、夕の収穫。
 
 
 
 
 
 夜は再び春子しいたけの選別。
 
 
  ブラザーズスタッフそれぞれがフル稼働です。 
 あっという間の1週間。
 
 この春子しいたけが一段落するまでスタッフ一同、しばらくは『しいたけ漬け』となりそうです。
 
 寝ても覚めてもしいたけしいたけ、そしてしいたけ。
 
 追われて追われて、夢にまで出てきます。
 
 はい、覚悟はできています。
 
 毎年のことですから。
 
 とことんしいたけにお付き合いしましょう!
 
 
 それでは皆さん、良い週末を。
 
 
 
 2013年3月21日  タイトル : お手伝い。
 
 
              皆さん休日はいかがお過ごしでしたか?
 私たちは春子しいたけの第1ピークがやってきたため収穫に追われていました。
 
 
  昨日はピンチヒッターとして3兄弟それぞれの手の空いている子供たちが収穫を手伝ってくれました。
 
 小、中学生から園児まで。
 
 今まで幾度となくお手伝いをしてくれているだけに、子供なりにちゃんと仕事を理解してくれています。
 
 
 兄弟で競って採ったり力を合わせて見にくい場所のしいたけを教え合ったり。小さい子はお兄ちゃん、お姉ちゃんの姿を見て学んだり。
 
  子供だからとバカにできません!
 
 戦力という意味ではなく、子供の吸収力や成長力は本当に早いです!
 
 農業は『教育の場として最適な環境』だと私は考えています。
 
 机に座って頭の中だけで学習するのではなく、実際の現場に立ち子供ながらに置かれた状況を把握し、判断し、行動することこそが大きな力になるのです。
 
 身体で覚えたことは決して忘れません。
 
 
 両親も同じ信念のもと私たちを育ててくれました。
 
 
  子供の頃は実家が農家だったことやしいたけの手伝いをするのがイヤでイヤで仕方なかったけど、あの経験があったからこそ今の私たちがあるのだと両親には心から感謝しています。
 
 子供たちは親の働く姿をごく当たり前に見て育ち、仕事を生活の一部として自然と受け入れて行きます。
 
 
 
 そして体験や経験を重ねた彼らが大人になった時、仕事に対する違和感が驚くほどなく、どんな仕事の中でも自分の力を最大に発揮し、思い切って挑戦できるようになります。
 
 少なくとも私はそうでした。
 
  農業の魅力とはこんなところにもあるのです。
 
 
 家族一丸となって一つの仕事に取り組めることはとても幸せなこと。
 
 子供たちすごく助かったよ、ありがとう!
 
 言うまでもなく夜、私の寂しいお財布からさらにお駄賃を吸い取られました。
 
 でも、それ以上にありがたかった!
 
 
 
 ※春子しいたけ指定のしいたけ狩りはできません。天候などの条件が一致した場合のみ山の中にご案内させていただきます。ご了承ください。
 
 
 
 2013年3月19日  タイトル : 春子第1ピークです!
 
 
              本題に入る前に一言。
 今朝、K君が電話をくれました。
 
 「お兄さん(もうおじさん)、体良くなって今日卒業式に出られるよ!」と。
 
 「ホント!?よかった〜。K君、卒業おめでとう!!K君が作ってくれたお味噌を早速今朝、お味噌汁にしていただきました!
 K君の気持ちが身にしみて、とてもおいしかったよー!ありがとうね、本当におめでとう!」
 
 そう言って電話を切りました。
 
 本当によかった。
 
 卒業、おめでとう!
 
 岐阜の山中から激励の言葉を贈ります。
 
 
 
  さて、しいたけブラザーズ川辺農場周辺の山で、春子しいたけの第1ピークが到来です!
 
 先週春子の予約注文をHPにアップして以降、早速たくさんの予約注文、ありがとうございます!
 
 長く寒かった冬を乗り越えて、今年も露地の春子しいたけが逞しい姿を見せてくれました。
 
 
 
  雨風など自然の荒波や逆境を乗り越えたその姿は、貫禄もの。 
 しいたけの『原種』に最も近い春子しいたけ。
 
 ほんの一時の旬のしいたけです。
 
 ぜひどうぞ!
 
 
 
 2013年3月18日  タイトル : 純粋な人の想いに触れて。
 
 
              土、日曜日に行った出張販売。
 
  とれった広場可児店、イオンモール各務原店わくわく広場共にたくさんの方々のご来店、ありがとうございました。 
 小さなお子さまからご年配の方まで、列となってお買い求め頂いて嬉しいです。
 
 「ブラザーズさんの原木しいたけしか食べないのよ。」と天日干し乾燥しいたけを何杯もお買い上げくださる方、「家の子ここのしいたけしか食べないんです。」とお子さままでも自分で並んでくれます。
 
 
  本物の味がちゃんと分かるんですね。 
 嬉しい限りです!
 
 平日は猛烈に原木を扱って、しいたけを収穫して、走り回って動いて、汗水して仕事して。
 
 頑張った甲斐がありました!
 
 皆さんの喜ぶ顔を見ると、疲れがいっぺんに吹き飛びます!
 
 
  
 
 先日ご紹介させていただいた愛知県一宮市のAさん。
 
 今回は小学校6年生のK君の姿がありませんでした。
 
 あれ?と思ったらK君、なんとインフルエンザにかかってしまったそうで、私に会えなかったことをとても残念がってくれてたようです。
 
 「という訳でKから『これを渡して。』と頼まれて持ってきました。」とお母さん。
 
 手紙とK君が作ったお味噌を手渡してくれました。
 
 私ならまたいつでも会えるから良いものの、実は明日はK君の卒業式だそうです。
 
 とても大切な日なのに卒業式に出られないとのことで、お母さんも本当に残念がってみえました。
 
 40度もの熱が出て、卒業式にも出られない残念な気持ちや辛さでいっぱいなはずなのに、こんな時でも私のことを想ってくれているK君。
 
 皆さん、K君はまだ小学校6年生ですよ…。
 
 
 なんだかジーンときてしまいます。
 
 K君の気持ち、よく分かります。
 
 実は私も小学校6年生の修学旅行の朝に熱が出たんです。
 
 普段は元気そのものなのに。
 
 それでも行くことにしました。(あの時迷惑かけた皆さん、すみません!)
 
 しかし実際には相当キツく、記念写真を撮る時だけバスを降りて、修学旅行の2日間をほとんどバスのいちばん後ろの席で毛布にくるまり寝ていました。
 
 小学校の卒業アルバムを開く度に、そんな辛い記憶を思い出します。
 
 だからK君の気持ちは、痛いほど分かるんです。
 
 
 
 帰りの車、ふんわりと漂うお味噌のいい香り。
 
 K君のことをずっと考えていました。
 
 そんな時に着信がありました。
 
 
  停車してかけ直しました。 
 K君からでした。
 
 「いつもおいしいしいたけを作ってくれてありがとう。ボクが作ったお味噌、たべてね。」
 
 「うん、ありがとう。K君大丈夫?卒業式に出られなくて本当に残念だけど、1日でも早く良くなってね。またK君に会えることを楽しみにしてるよ。」
 
 「うん、ありがとう。」
 
 そう言って電話を切りました。
 
 まだ力のない声。
 
 いつもの元気いっぱいのK君とはちがい、かなり辛そうでした。
 
 
 心配です。
 
 1日も早く良くなってね。
 
 心から願います。
 
 
 
 今の時代、この社会が忘れかけている、『純粋な人の心』に触れた日でした。
 
 
 
 2013年3月15日  タイトル : 季節限定『春子しいたけ』、いよいよ予約受付を開始します!
 
 
              もう週末ですか!?
 …なんとまぁ早いこと。
 
 明日土曜日はとれった広場可児店、明後日日曜日はイオンモール各務原店1階わくわく広場にてまたまた出張販売です!
 
 
 農場にいる時間も限られるため(代わりがいない!)仕事はハードになります。
 
 昨日も3500本の原木を体一つ、素手で積んだり並べたりと1日で扱いました。
 
 
  今日も只今1000本を突破。 
 忙しい!
 
 でも、楽しみに待っててくれる人がたくさんいるので、その人たちのために頑張るぞぉ〜。
 
 とれった広場、わくわく広場共に午前9時〜なくなり次第終了となります。
 
 皆さまのご来店を心よりお待ちしています!
 
 
 さて!
 
 いよいよ今年も春子しいたけの季節がやってきました!
 
 ここ数日の暖かさのおかげで順調に春子の芽が大きくなってきました。
 
 そこで!
 
 本日より春子しいたけの予約受付を開始します!(ネットお取り寄せ、電話から)
 
 但し今後の天候により収穫が可能、不可能な日があり、『到着日指定』のご要望に沿えないこともありますので申し訳ありませんがご了承ください。
 
 たまには自然に任せて旬の採れたてを待つのもよいのではないでしょうか。
 
 スローライフです。
 
 
 
  春子しいたけの訪れにワクワクすると同時に、 台風前の静けさに似た感覚を覚えます。
 
 しいたけに追われるような、埋もれるような…。
 
 そんな光景が夢にまで出てきます!
 
 毎年この時期になるとただならぬ『重圧』を感じます。
 
 …これはスローライフか?
 
 
 採れ始めたら待ったなしの春子しいたけ。
 
 それもそのはず。
 
 自然界では年に一度きりの『子孫繁栄のチャンス』なのですから!
 
 つくしや桜、山菜など、全てそうです。
 
 『自然の生命力』を分けてもらい体内に取り入れてこそ、人は健康な体を維持することができるのです。
 
 「旬のものを食べりゃあええ。」
 
 昔の人の教えは捨てたものではありません。
 
 
 期間限定の春子しいたけ。
 
 味も一回り濃いと評判です。
 
 ぜひお試しください!
 
 それでは本日より予約受付開始です!
 
 
 
 
 2013年3月14日  タイトル : 貴重な原木が到着。
 
 
              福島第一原発事故が起きてからというもの東北の森は完全に死んでしまい、原木の全量を東北以外から手に入れるだけでも一苦労です。
 
 
  この原木は三重県からやって来ました。 
 とても、とても貴重な原木です。
 
 久し振りに到着した原木を前に、ブラザーズスタッフに笑みがこぼれます。
 
 東北地方はしいたけ原木の大産地だっただけに、現在原木の相場は急激な高値となり、云わば『原発バブル』の現象が起きています。
 
 
  
 原木しいたけ栽培が困難になってしまったことも勿論大変ですが、東北地方の森が死んでしまったことが残念でなりません。
 
 森が死ぬ。
 
 これが何を意味するのか。
 
 
  目に見えない死の区域。
 
 動植物の生態系が狂ってしまう。
 
 何年か、何十年か経ってから影響がきっと出てくるでしょう。
 
 
 あぁ、代償は大きい。
 
 
 当たり前だったことが失われることほど恐ろしいことはないですね。
 
 貴重な原木で、しいたけを大切に育てます。
 
 
 
 2013年3月13日  タイトル : 半分冬、半分夏。
 
 
              朝はまだまだ寒く、日中はポカポカと暖かい。
 気温差の激しいこの時期のハウスの温、湿度管理はとても難しいです。
 
 
  しいたけブラザーズ川辺農場のハウスです。 
 正面から見てみると半分だけ黒い遮光ネット(外張り)を被せています。
 
 日当たりの強い南側の向きの直射日光を遮るためです。
 
 しかし北側まで全面は被せてはいません。
 
 なぜだか分かりますか?
 
 理由は3つあります。
 
 全てスッポリと被せてしまうと温度不足になってしまうことが1つ。
 
 2つ目は過湿によりしいたけに水分を含み過ぎてしまう。
 
 そしてもう1つは暗くなり過ぎて軸が長くなり過ぎてしまいます。
 
 原木しいたけって実にデリケートでしょ?
 
 
  
 さらにハウスの中にも同様に、もう1枚遮光ネット(内張り)があります。
 
 もう少し暖かくなるまで外張りはこのように半面張りの状態ですが、毎日の天候によって内張りを張ったりたたんだりして温度と湿度をコントロールします。
 
 ハウスの中のしいたけの状態を毎日観察しながらこまめな管理をすることで、肉厚で美味しい原木しいたけに育つのです。
 
 一方菌床しいたけの大半は空調設備などオートマチック化された『生産工場内』で豊富な栄養剤から栽培されるため重たい原木を扱うことも一切なく、短期間に、大量に、そして安定的にどんどん生産されます。
 
 北海道から沖縄まで、どこで作っても同じものができます。
 
 産地も何も関係ないのです。
 
 見た目は似たようなしいたけでも、根本的に原木しいたけとは『全くべつもの』です。
 
 
 
  皆さんに、本物を届けたい。 
 本当のしいたけを味わってほしい。
 
 そして、皆さんの喜ぶ姿が見たい。
 
 その一心で毎日頑張っている私たちです。
 
 
 2013年3月12日  タイトル : あれから2年。
 
 
              東日本大震災から2年。
 改めて被災された方々に心よりお悔やみ申し上げます。
 
 私たち自身も原発事故により東北の原木を失い、2年が経った今でも危機的状況は何一つ変わっていません。
 
 
 
  また、ブラザーズ兼澤君は当時岩手県釜石市で自身が被災に合い、恐ろしい津波から運良く命拾いした1人でもあります。 
 たまたまショッピングセンターの2階にいて助かったのです。
 
 そんな悪夢のような体験をしたにもかかわらず決して屈することなく、実家での原木しいたけ栽培を夢見て、ここ岐阜で現在私たちと共に毎日頑張ってくれています。
 
 
 
  何気に普段私たちが使っているエネルギーを原発に頼ってきた『つけ』。 
 放射性セシウムの半減期などから考えると、その代償はあまりに大きい。
 
 
 私たち人類はこれを期に同じ失敗を二度としないよう前向きに生きていくことで、次の世代に明るい未来を残してあげられるのではないでしょうか。
 
 地球上で全ての動植物が平等に生きられる調和のとれた社会を作っていきたい。
 
 そう願います。
 
 
 2013年3月11日  タイトル : イオンモール各務原店ありがとうございました!
 
 イオンモール各務原店『わくわく広場』にて行われた出張販売が無事に終了しました。
 
 今回もたくさんの方々のご来店、ありがとうございました!
 
 
 
  早くも準備の段階から「生しいたけ欲しいわ」、「干ししいたけください」とバタバタしてお待たせしてしまいすみませんでした。 
 今回もたくさんの感動をいただきました。
 
 もう長年のお付き合いをさせていただいている愛知県一宮市のAさんご家族。
 
 初めて出会った頃お子さんはまだ小さかったのですが、K君はみるみるうちに大きくなりました。
 
 
 以前お会いした時、「僕は水泳が得意!」とピースしながら彼は言っていました。
 
 
  そしてこの度水泳の大会で優勝し、金メダルを持ってきてなんと私の首にかけてくれました。 
 「すごーい!K君、おめでとう!!」
 
 握手しました!
 
 そしてK君はお手紙とプレゼントまで用意してくれていて、私に手渡してくれました!
 
 …泣けるなぁ〜。
 
 …本当に嬉しいです。
 
 お祝いしてあげないといけないのは私の方です。
 
 何度も握手する私たちの姿にご両親も終始にこやかな表情をしてみえました。
 
 K君、本当におめでとう。これからも得意な水泳、頑張ってね。応援してるよ!
 
 
 それから次のお客さま。
 
 50代ほどの男性ですが、以前私の講演を聞いてくださっていたようで、「あの時はとても感動しました。これからも頑張ってください。」とお声掛けくださいました。
 
 人生の大先輩にこんなお言葉を頂いて恐縮です。
 
 他にも毎回差し入れまでしてくださる方やホームページをみてどの会場にも遠くから足を運んでくださる方。
 
 小さなお子さんも試食の原木しいたけを食べて「すっごくおいしいー!」と叫ぶように食べてくれる子。
 
 
 …私たちは、本当に幸せです。
 
 しいたけを通じてしいたけを越えた関係が築けていることを実感するからです。
 
 
 
   
 
 いつも応援してくれるそんな方々を、これからもずっと大切にしていきたいです。
 
 今度の土曜日にはとれったひろは広場可児店、日曜日は再びイオンモール各務原店にて出張販売が控えています。
 
 今週も頑張ります!
 
 
 
 
 
 2013年3月7日  タイトル : 春子しいたけの芽が出できました!!
 
 
  絵に描いたような山里の風景。 
 岐阜県加茂郡川辺町カシオ。
 
 風情豊かな山あいの町。
 
 
 この町には、幼少期の思い出がいっぱいです。
 
 
 クワガタやカブトムシを捕まえたり裸足で川に入り手掴みで魚を捕まえたり(楽)。
 
 ウリボーを追っかけて母イノシシに返り討ちに合ったり(怖)。
 
 体の小さい順にターザンしていて兄貴の時にツルが切れ、目の前で兄貴が谷底に消え落ちたり(笑)。
 
 橋の上から川を覗き込んでいたらそのまま頭から落ち流血、救急車で運ばれたり(痛)。
 
 …コエダメに落ちたり(泣)。自生のアケビを採って食べたり(喜)。
 
 色んなことがあったけど、この町に生まれ育ってよかった。
 
 
 
 さて、皆さん!
 
 大変長らくお待たせしました!
 
 
  しいたけブラザーズ川辺農場周辺の山の中から今年も『春子しいたけ(露地栽培)』の芽が顔を出し始めました! 
 「あともう少し。寒さに耐えて頑張ってくれよ。」と願ってきました。また、「今年はこうも寒かったから、春子の収穫がかなり遅れるかも知れないなぁ〜」と心配ばかりしてきましたが、何とか順調に芽を出してくれました。
 
 やれやれホッとしています。
 
 そして、本当に嬉しい。
 
 産まれたばかりの我が子と初めて顔を合わせた時と似たような感覚です。
 
 
 
 今日はかなり暖かいし今週はこれから更に暖かくなるようですが。
 
 
  但し! 
 なんせ自然相手の春子とだけあって今後の気温と雨との兼ね合いも関わってくるので、実際に収穫できる日にちを予測することは今のところ難しいです。
 
 でも、年にたった一度の春子しいたけ。
 
 「今この春子を食べてほしい!」というタイミングがあります。
 
 その採れたて、これぞ!という最高の春子を皆さんに届けたい。
 
 
 
  そこで! 
 ネットからの『春子しいたけの予約注文』を間もなく開始いたします!
 
 採れた時に、採れたてを、あなたの食卓に!
 
 
 もうしばらくしたら注文フォームからの予約も受け付けますので今しばらくお待ちくださいね!
 
 毎日山に入るのが楽しみです!
 
 
 
 
 2013年3月6日  タイトル : 寝坊助バディーと活発トナー。
 
 
  早朝。 
 子供たちはまだ深い眠りについています。
 
 ブラザーズJr.はバディーと仲良く寝ています。
 
 微笑ましい光景です。
 
 
 
  バディーは1日の大半は寝てる…かな? 
 子供たちが構うと身を預けてされるがまま。
 
 起き上がったかと思ったらゲェ〜っとゲップするか大あくびするか…
 おならするかくらいです。
 
 
 
 
  一方トナーは朝から元気ハツラツ! 
 家族にしかお腹も見せません。
 
 自宅では家族を、春以降になれば山仕事の際クマやマムシなどから私を守ることがトナーの仕事になります。
 
 癒し系のぐうたらバディーと活発な護衛犬トナー。
 
 大きさ、色、性格。
 
 どれをとっても対照的。
 
 しかし、どちらもかわいい家族です。
 
 
 
  今日も晴天。
 
 こんな気持ちいい日はしいたけたちもお日様に当ててあげないと!
 
 ブラザーズ兼澤君にノウハウを教え、体に良くおいしい天日干し乾燥しいたけを作ります!
 
 
 
 
 
 2013年3月5日  タイトル : 中日ビルも無事終了。
 
 
  名古屋中日ビルでの販売も終了しました。 
 
 岐阜ふる里暮らし応援センターの今村さんや小森さんとスタッフの方々、
 川辺町役場の横田さんには大変お世話になりました。
 
 おかげさまで無事に終えることができました。ありがとうございました。
 
 たくさんの方々の支えとご協力あってこその私たちです。深く感謝致します。
 
 
 昨日は一つ、とても複雑な思いをしました。
 
 とある方が私を見て、「亡くなった息子に瓜二つなの」と涙ぐんでおられました。
 
 若くして突然お亡くなりになられたそうです。
 
 何と声をおかけしたらよいのか言葉につまりました。
 
 ジーンズ姿に背格好、髪型から顔、しぐさに至るまで、本当にそっくりだったようです。
 
 遠くから写真も撮られたようで、「帰ったら娘に見せるの」と言ってみえました。
 
 帰りがけ、「本当に辛い思いをされましたね。私にできることは何もなくて申し訳ありませんが、どうか元気を出してくださいね。」
 
 と、その言葉だけで精一杯でした。
 
 帰りの道中、頭の中はその方のことでいっぱいでした。
 
 私が現れたことで、あの方には辛い思いをさせてしまったのかも知れない。
 
 とか、…逆だろうか…。
 
 とか。
 
 元気を出してなんて言って良かったのだろうか…。
 
 とか。
 
 
 複雑でした。
 
 
 人と人との出会いには、本当に色んな形があるのですね。
 
 
 初対面の私がこんなことを言うのは生意気ですが、どうか辛さを乗り越えて幸せになっていただきたいと切に願います。
 
 
 
 2013年3月4日  タイトル : 昨日はとれった広場関店、今日は名古屋中日ビルです!
 
 
              さぁ新しい1週間が始まりました!
 今日も気持ちよい晴天ですね。
 
 皆さん、今日もお元気ですか?
 
 
  昨日は初の『とれった広場』関店での出張販売でしたが、これまた沢山の方々のご来店、ありがとうございました! 
 「いつもホームページをみていて、やっと関市にも来てくれるんだと知って来ました!」と言ってくれるお客さまも何人かおみえでした。
 
 毎日2000〜3000pvほどホームページをご覧いただいていますが、ありがたい限りです。
 
 
 
  生しいたけも沢山持って行きましたが、午後3:00頃には全て売り切れてしまいました。
 
 乾燥しいたけも20kg以上出たでしょうか。
 
 いずれも大盛況でした。
 
 皆さん、本当にありがとうございました!
 
 
 とれった広場での販売後すぐさまブラザーズ川辺農場に戻り、今度は本日行われる名古屋中日ビルでの
 出張販売の準備にとりかかりました。
 
 
 
   
 夜は両親と家族、甥っ子、姪っ子たちと食事に出かけ、その後は日本昭和村のお風呂につかりました。
 
 ワイワイガヤガヤ(大家族はこれが日常)とつかの間のリラックスタイムでした。
 
 
 
 日付変わって今朝は5:00に起き、いつものようにコーヒーを片手にガレージへ。
 
 
  今朝はシナモンコーヒーです。 
 何ともキレイな夜明け空。
 
 『早起きは三文の徳』とはよく言ったものです。
 
 こういう空を見ると、「よっしゃ今日もやるぞ!」とパワーが漲ります。
 
 
 いつも私は自然の素晴らしい景色を見て生きていることに感謝して、そして自らの気を奮い立たせて来ました。
 
 …ワシントンやカリフォルニアの空も広大でキレイだったなぁ〜。
 
 空気もキレイ空もキレイ星もキレイ。
 
 だから田舎が大好きです!
 
 
 
 私たちには応援してくれる人、喜んでくれる人がいるから日々の仕事にもブラザーズ日記にも熱が入ります!
 
 その人たちのためにもっと喜んでもらおう、もっと頑張ろうって思います。
 
 しいたけ業界でもそうですが、何せ偽りの多い世の中。
 
 法律スレスレのところで商売を成功させて、果たして本当に胸を張れるでしょうか。
 
 その先にあるのはただギスギスとした暗い未来だけなのに…。
 
 誰に対しても感謝と素直な気持ちが原点にあれば、自ずと明るい未来になるのになぁ。
 
 いつも私はそう思います。
 
 そうは簡単にいかない。それは理想論だと言われるかも知れませんが、人間って自らものごとを難しくしてしまう生き物だと思いませんか?
 
 人間くらいです。
 
 水と空気に恵まれた地球という素晴らしい星に生まれながらにしてストレスを感じ、争ってばかりいるのは。
 
 残念ですね。
 
 …話が長くなってしまいます。
 
 
 さて!
 
 
  それでは今日も皆さんに歓迎と感謝の気持ちを持って1日頑張ります! 
 追伸ですが今日は地元川辺町役場の横田さんも応援に駆けつけてくださって大変助かっています。
 
 ありがとうございます!
 
 たくさんの方々に支えていただいて本当に感謝しています。
 
 
 それでは皆さん、今日は名古屋栄中日ビル地下1階にてお待ちしています!
   2013年3月1日  タイトル : 中日ビル販売前日も急きょ出張販売決定!
 
 
              早今日から3月。
 今年の冬はやたらと寒かったので春の訪れが待ち遠しいです!
 
 
  
 今朝もブラザーズスタッフ揃ってラジオ体操をし、外にはズラリと重たい原木たちが並んでいます。
 
 植菌班、収穫班、生産班、選別出荷班、加工班、事務班それぞれに今日も元気いっぱいに頑張ります!
 
 
 
 
  さて、来週月曜日は名古屋中日ビル地下1階にて出張販売を行いますが、急きょ前日の日曜日、3月3日も出張販売が決定しました!
 
 場所は岐阜県関市の『とれった広場』関店。
 
 とれった広場可児店はこれまでに何度かお邪魔していますが、関店は今回が初の出張販売なのでワクワクします!
 
 販売開始時間は午前9:00〜なくなり次第終了となります。
 
 採れたての原木生しいたけに天日干し乾燥しいたけ、しいたけづくしやからし漬け、山あわびなども試食も交えて販売します。
 
 出張販売続きですが頑張りますよ〜。
 
 あとは天気に恵まれればいいけど。
 
 もう週末かぁ、早いな〜。
 
 それでは皆さん、日曜日はとれった広場関店、月曜日は名古屋中日ビルでお待ちしています。
 
 よい週末を!
 
 
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